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問題解決のコツ

 

認知行動療法をすすめ 考え方が変わるだけでも気持ちは楽になりますが、悩みのきっかけの問題が解決できるともっと楽になりますね。
まずは問題解決の前の心の準備

問題を目の前にして 次のように考えてしまっていませんか?ちょっと別の言葉に変えてみて自分に声がけしてあげましょう。

1 「こんなことが起きて大変だ」「どうして自分だけ・・・」
   →問題が起きるのは普通の事で特別なことではない。
2 「自分にはどうすることもできない」
   →多くの問題は解決可能です。
3 「辛くてどうしようもない」
   →精神的に辛いのは心からのメッセージ 黄色信号です。
4 「すぐにとりかからないと大変なことになる」
   →立ち止まって考えてみましょう。
5 「早く解決しないと」
   →問題解決には時間がかかるものです。


自己教示法 (手帳などにこの文章を書いておいて迷った時には読んでみましょう)


○ ゆっくりやろう
○ 気楽にやってみよう
○ 一回に一個ずつ
○ 自分にはできる
○ 困った問題ではなくこれは挑戦の機会だ
○ 私が成長するよい機会だ
○ これを解決できれば自信ができるだろう
○ これを解決できなくても問題がはっきりするだろう


これで準備は完了です。
実際に問題に取り組むために
まずは何が問題なのかをはっきりさせましょう。

紙にいくつか書き出してみてくださいね
書き出すことで冷静に整理できます。
何個かみつかったら関係するものを線でつなげてみましょう。
どの問題が一番重要なのかが見えてきます。




厚生労働科学研究費補助金こころの健康科学研究事業
「精神療法の実施方法と有効性に関する研究」参照
 

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